こんばんは、Akimaruです!
今回から2回に分けて、米津玄師さんの大ヒット曲、『Lemon』をコードで弾くコツを、初心者の方にも分かり易くご紹介していきたいと思います。
次回には、難しいコードに関する解説もしていくので、ギターで弾き語りをする際などに役立てていただけることでしょう。
大ヒット曲『Lemon』
米津玄師さんの『Lemon』といえば、2018年3月にリリースされた曲で、TBSテレビドラマ『アンナチュラル』の主題歌として書き下ろされました。
ドラマの内容に合わせたかたちで、「死」というものを意識した曲になっています。
しかしながら、この楽曲に製作中に、米津玄師さんの祖父が他界してしまうという出来事が起こり。
「死」というものへの価値観の変化や、様々な想いが入り乱れる中で生み出された楽曲となっています。
この曲のヒットについては、単にドラマのタイアップがキッカケとなっただけではなく。
このような中で曲を完成させた米津玄師さんの想いが、聴く人の心を掴んで離さないのかもしれませんね。
『Lemon』のコード進行
では今回は、そんな『Lemon』のコード進行をみてみます。
原曲の雰囲気に合わせたストローク・パターンで譜面を作成したので、こちらを参考に練習してみてください。
なお、PDFファイルも用意してあるので、ダウンロードして使っていただければと思います。
“dim”と“m7(♭5)”というコード
『Lemon』のコードを弾くうえで、まずポイントとなるのは、やはり“ディミニッシュ・コード”でしょう。
初心者の方には馴染みの薄いコードですし、押さえ方も特殊なので慣れないと難しいかもしれません。
ちなみに・・、火曜サスペンス劇場の、CM前後のテーマで使われているコードです。
以下、曲内で使われている、『D dim』(D ディミニッシュ)のダイアグラムです。
加えて、通称“ハーフ・ディミニッシュ・コード”と呼ばれるコードも、慣れないコードかと思います。
コード表記は、「〇m7(♭5)」「〇m7(-5)」と書かれることが多いです。
あえてバレーコードで弾く理由
次にポイントとなるのは、やはりバレーコードの多さでしょう。
初心者の方にとっては、ちょっとした苦行に思えるかもしれません。
カポを使用することで、もっと楽に演奏することもできます。
(※カポを使用した演奏は、次回に紹介する予定です)
しかし、
可能であるなら、カポを使用せずに演奏することをオススメします。
その理由は、サビの一番初めのコードが、「E」のコードであることです。
「E」のコードは、ギターで一番低い音である6弦の開放を使うコード。
そのため、曲の中で一番盛り上がる部分であるサビに突入するとき、ガッツリと6弦開放を鳴らしたレンジの広いサウンドで、サビのインパクトを強調できるのです。
弾き語りなど、ギター1本でコードを演奏する際には、こういった盛り上げ方の工夫はかなり重要な要素になってきます。
次回は・・、
今回は『Lemon』攻略の概要をご紹介しましたが、
次回は更に掘り下げて、コードの押さえ方などの細かい部分を解説していきます。
では、今回はこの辺で!
by Akimaru
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