Synth1で見るオシレーターの使い方完結編

Synth1 オシレーター

ご挨拶

こんばんちはφ( ̄Д ̄)ノ

オシレーター1と2に搭載された機能と、その概要のお話をさせていただきました。

ところが、まだお話出来ていない箇所が残っていますね。

詳しい話はあんまり必要無いものが多いので、駆け足で見ていきませう。

sub

言わずもがな、サブオシレーターです。

メインのオシレーターの音がなんか物足りないなーって時に、太さや厚みを簡単に付け足すのに使うのですな。

オシレーター1と同じように波形を選ぶことができ、メインオシレーターと同じ音程で鳴らすか(0oct)、1オクターブ低い音で鳴らすか(-1oct)を選択できます。

-1octとか、ベースとか作りたい時の足元固めにいいんじゃないでしょうか。

ツマミで音量を決めます。

メインオシレーターに馴染む感じで調整してやりましょ。

右下の縦長の区画

OSC右下

オシレーターの音量バランスや、オシレーター全体の音程を微調整する機能が並んでおりますな。

key shift

オシレーター全体の音を、半音単位で上げ下げしてくれます。

例えば、キーがCじゃないけど演奏や打ち込みを白鍵だけで済ませたいとか、そういう時に使うわけでございます。

黒いスイッチが上下に並んでいて、上のを押せば上がり、下のを押せば下がります。

それか、数字を直接クリックすればツマミと同じ感覚で操作できますぞ。

多くのシンセで標準装備の機能ですけど、人によっては縁のない機能ですな。

mix

ツマミを左に回すとオシレーター1の音が強くなり、右に回すとオシレーター2の音が強く出るようになりますね。

オシレーター1と2の音を、どういう割合で出すかを決めるのがコレです。

当たり前ですけど、ツマミをいっぱいに回しきると、どちらか片方だけ発音しますな。

コレで1と2を混ぜ混ぜしまして、良い感じの響きを探すわけです。

他のシンセですと、オシレーター毎にボリュームを決めるツマミが付いていることが多いので、どっちかって言うとSynth1のこのmixは珍しいパラメーターなのかもしれません。

p/w

パルス/ワイズです。

こいつは四角波にだけ効果のあるパラメーターで、それ以外の波形だとここを弄ってもスルーします。
四角波を矩形波に変化させ、大雑把に言うと四角波とノコギリ波の中間のような性質を持たせることができます。

四角波

これが元の四角波です↑。
p/wのツマミが右いっぱいになっていると、四角波として発音されるんですけど、これをどんどん左に回していくと…

pw1

下向きの波にご注目あれ(。・ω・)ノ

pw2

こう、どんどんと溝が埋まっていくようにですね、下向きの波が狭く波形が変化していってます。
音はどういう風に変わっていくんでしょうか?

と、このように四角波よりも倍音が増え、高音域がやや強調された形に変化していきましたな。

演奏中にこのp/wを変化させてやると、効果音とかバッキング(PADとかアルペジオみたいなやつ)で面白い味を見せてくれますよ。

もちろん、変化させずにひとつのパルスワイズ波として音色に使うのもアリですし。

phase

どうやらオシレーターにフェーザーが掛かるみたいです。

「みたい」という言い方をしたのは、吾輩このphaseをよく分かっていないからなんです、ゴメンナサイ。

差し当たり、分かることだけ述べていきますと、Synth1全体の右下のunisonの欄にも、同じくphaseのツマミがあり、オシレーターのphaseはこれと連動しています。
オシレーター側のphaseを1以上にしますと、黄緑のランプが点灯するんですが、unison側のphaseも同時に点灯します。

で、unison機能をオンにしてphaseを操作すると、フェーザーが掛かっているらしい効果が得られます。

察するに、ユニゾン効果で複製された波形に対してフェーザーが掛かるということなんでしょう、多分(;´Д`)

因みにフェーザーというのは、音を揺らすエフェクトの事で、指定した周波数を持ち上げたり下げたりして、それを揺らすことで、音がウネウネと揺れているように聴こえるものです。

…なんですけど、吾輩はフェーザーに求める効果をこのphaseで得られたことがなく、専用のフェーザーエフェクトを使っちゃうので、これを使ったことはないです。

適切に使えればよいのかもしれませんけどね…吾輩の力足らずか、これの意味があんまり見出せずにおります。

tune

こいつはオシレーター全体のチューニングをするためのツマミです。

全体に掛かるものですからね、FM,ring,syncなんかの効果を求めるために使う用途としては不適切ということになりますな。

え…、じゃあどう使うのかって、う~ん…例えば、サウンドメイクしてて音程のズレた音になった時に戻すとか、わざとズラしてホラーやテラーな作曲に使うっていうのはどうでしょう?
調性感のある曲を作る際には、余程の事がないと普通は出番の無い機能かと。

…(;´∀`)

微妙な空気になっちゃった気がするので次に進みます。
雑な説明が多くて恐縮であります;

m.env(モジュレーションエンベロープ)

モジュレーションエンベロープ

エンベロープというのは、専らアンプやフィルターで操作することになるんですが、ここで出てきちゃいましたね。

モジュレーションエンベロープは、時間経過で発音に変化をもたらすことが出来る機能です。

何を変化させるかというと、下段にある

  1. オシレーター2(のピッチ)
  2. FM
  3. P/w

のいずれかを1つ選ぶことができますな。

オシレーター2が一番分かりやすいので、オシレーター2を変化させてまいりますぞよ。

まずは素の音を聴いてみます。
一例として、ノコギリ波で4分間隔で音を鳴らします。

これを時間でピッチ上昇させてみると

なんかの警報みたいに時間経過でピッチが上がっていきました。

それじゃあ、このツマミ達をどう弄れば、どう変化するようになるんでしょうか?

amt(アマウント)

これは変化量を決めるパラメーターですね。

+と-に動かすことが出来ますが、慣れないうちは気を付けたいことがあります。
それは、amtをいくら大きくしても、動かしたいパラメーターの上限(または下限)よりも大きく動かす効果は得られないということです。
分かっちゃいても、忘れがちなことでありますな。

A(アタック)

エンベロープのアタックです。

モジュレーションエンベロープでのアタックは、発音が始まってからamtの値に達するまでの長さを決められます。

アタックの値が小さいと、ほとんど瞬間的にamtの値に達するので、徐々に変化していく感じが欲しいときは、アタックを長めに取ります。
逆に刹那の変化というか、切れの欲しいときはアタックを短めにしてやるとよろしいでしょう。

アタックが左いっぱいの時(0の時)、変化するというより始めから変化後の音が発音されます。

D(ディケイ)

エンベロープのディケイです。

モジュレーションエンベロープにおけるディケイは、アタックによる時間経過を経てamtの値に達した後、元の状態に戻るまでの長さを決めるパラメーターとなります。

上で流した警報っぽい音に、ディケイを設定しました。

ディケイが右いっぱいに回された状態の時、イコール無限とみなされますので、要するに変化しっぱなしになります
なので、変化したままにしたい時は、ディケイはMAXにしておきます。

変化させた後、戻したいなんて時はディケイも調整してやるとよいです。

エンベロープ取り扱い時の注意点

注意といってもなんてことはないんですが、エンベロープで設定された変化量の時間設定は相対値ではなく絶対値となりますので、エンベロープの設定よりも発音が短い場合は、その変化を待たずに音が途切れることになります。

特に効果音等でこのモジュレーションエンベロープを使う場合は、その点留意されるとよろしいかと思います。

おわりに

オシレーターのお話はこれで終わりとなりまする。
長々とお付き合いくださった方はありがとうございました。

サウンドメイクの肝となるのは、やはりオシレーターでどの波形を選ぶのか、ここだと思います。

波形の性格を分かっていれば、ノコギリ波系とか四角波系みたいに、作りたい音の系統をすぐに引き出せるので、あとあと楽になります。

今度はアンプかフィルターのお話をさせてくだい。

ということで、今回はここまでとなります。 サヨナラー

次回:アンプでエンベロープの意味と使い方を見てみようの巻

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