Vitalで作る音素材日記 #1|無料シンセVitalでまずはベースとリードから

こんばんちは( ゚Д゚)ノ

フリーソフトシンセのVitalを使ってみて、ああ、こりゃあ大したもんだと感心しておりました。

なので、今度は実際にこれで音を作ってみようかなっていう趣旨で今回筆を執っております。

とーはく

海外じゃトランスが軽くリバイバルしてるっていうし、ちょっとそれらしい音が作れたらいいなって感じで…まあ、気楽にやってまいりましょう。

それではよろしくお願いいたします。

まずは軽く触ってみましょう

SERUMとよく似た見た目なのはわかりましたけど、操作感はどうでしょう?

軽く音を作ってみて操作に慣れるか試してみますよ。

ワブルベースを作ってみよ

まずはお手軽ワブルベースを試しに作ってみませう。

わたくしごとで恐縮ですが、新たに手に入れたウェーブテーブルシンセではとりあえずこれをやります( ゚Д゚)

お手軽ワブルベース

基本はオシレーター1にノコギリの-1オクターブ、ユニゾンは2とか3とか少なめで。

オシレーター2と3には適当に味付けできそうな波形を見繕いました…目立っちゃうと困るので、LEVELはオシレーター1の半分くらいでうっすら乗せてます。

フィルターは当然、全部のOSC(オシレーター)に乗っかるように点灯させて、MIXは最大。

で、LFOをフィルターのカットオフとレゾンナンスに乗っけてやればよし( ゚Д゚)

これをCで鳴らして、いろんなフィルターで試してみますぞ。

Dirty:12dBだとこんな感じ↑
Digital:12dBではこんな具合です↑…デジタルはカッチリしてます。
FormantのAOIEです…アウアウアウアウ言うてますね( ゚Д゚)↑
FormantのAIUOはヤイヤイ言うとるみたいな感じ…↑

Formantフィルターは、カットオフ、レゾナンスがそれぞれFormantX、FormantYに変化し、Xが声の発音っぽさの感じ、Yが変化量の調整になるっぽいですね。

Phaser:Negativeはこうなりました↑頑張ってコスってますって感じ( ゚Д゚)

ついでにグロウルベースも作ってみっか

もののついでということでグロウルも試してみましょうか。

Formantでグロウル

OSC1のノコギリを-2オクターブまで下げて、フィルターをフォルマントに設定しLFOで動かしてやりまする。
それ以外はけっこう適当です( ゚Д゚)

ゆっくりイ”ェ”ァ”ァ”ァ”ァ”…ってなる感じ

エフェクトにDistortionのHard Clipを突っ込んでゲップみたいな(汚)音になりましたな。

LFOじゃなくてオートメーションとか手動でいじってやった方がグロウルは生きた音になりそうです。

とーはく

グロウルは低い音で出すのがポイントでございます。

ノコギリ波メインの音を作ってみるよ

ChatGPTにキャラクターをやらせてクイズ大会でもやらせてみようと思ってるんですよ(唐突)。

んで、そのBGMにトランス風なやつ欲しいなーって思ってたんですがね、そんならVitalはうってつけですな( ゚Д゚)

無料シンセを触るついでに、シンセはこれ一本でどんなもんができるかやってみましょうかしら。

まずベース作りから

ベースのパラ

はい、パパっと作りましてございますよ( ゚Д゚)

スクショ撮って気付きましたが、OSC1の波形が”Init”じゃありませんか(笑)

…後で直しとこ。

キレ良くしたかったのでアタックリリースを短く取りましたね…フィルターはデジタルですが、24dbだと大袈裟だなー…と感じたので12dbに、LFOは使ってませんぜよ。

シンプルにハイカット

マスキングですけど単純にハイカットでいいかなって感じですな。

Vitalのフィルターで素の音をこさえていい感じだったと思ったんですけど、まあベースですので500Hzくらいまで残してカットしております。

んで、とりあえずできたベースがコレ

続いてReeseベースを上に乗っけてみますですよ( ゚Д゚)

Reeseベースのパラ

使ってみて思ったんですけど、ユニゾンデチューンが広く取れるなーって印象がございますね。

まあ古いシンセと比べてそう思う…ってだけですが、OSC1のメインのノコギリ波はデチューン20%くらいでも散りすぎだなって感じるくらいなので10%くらいにしときました、ハイ。

元々連続して鳴らす想定ということで、エンベロープはディケイも切っておりますな。

あとはカットオフはLFOでメリハリをつけたかったので24dbにしております。

Reeseはローも切っとく

マスキングは、さっきのベースよりも上に乗せるということでローは100以下を切ってますね。

その代わりと言っちゃなんですが、ハイは2kくらいまで残してます。

LFOでカットオフを動かしてますので、その感じは残したかったってことですね…後でいじり直しそうな気もしてますけど…( ゚Д゚)

どっちみち雰囲気だけ残して、後でボリューム下げると思います(笑)

Reeseベースはこんなもんかしら。

コンプはどっちもNIのVC76ってやつを使っております…FETコンプですね、昔KOMPLETEを買ったときに入ってたのを今も使っております。

さらに一番下にサイン波のサブベースを敷いて、ベース用にバストラックを作ったら全部合わせてみますぞよ。

サブ、ベース、Reese合体

クイズの出題中に流すにはちょっとやり過ぎ感もあるかもですな…まあ、そこは音量調整でごまかすとかやりようはあるじゃろ(笑)

じゃ、ベースの雰囲気は暫定的にこれでいいとして、今度は上のほう触ってみます。

とーはく

あ、今更ですけど、今回はDAWはFL使っております。

次はリードを作ってみんべ

えー、ベースの次はリードをこさえるのであります…( ゚Д゚)ノ

まずドロップ(サビ的なところ)を最初に作るっていう前提で考えておりましたので、思い切って派手目に作って後から調整しようとか目論んでおりますな。

Vitalのパラメーターはこんな感じにしました、いかにもトランスって感じです。

OSC1と2はシンプルなノコギリ波で8重デチューンを24%で入れておりますね。

そんで、OSC2は-24PITCH、つまり2オクターブ下げました。

OSC3にはややノイズ目のパルス波を薄めに仕込んでやって、ボリュームは下げてほんわか広がるようにしてやりましたな。

エンベロープは、アタックリリースともにクリッピングノイズが出ないギリギリのところを狙って限界まで短くしてます。

すぐ鳴ってすぐ止まる、キレのいい音が狙いであります。

フィルターはOSC1&2とOSC3で別に掛けてます…まあ、聴いてすぐ分かるかっていうと微妙ですけども、隠し味みたいなもんです…そういうもんだと思ってあげてくだされ、ほとんど独りよがりですので( ゚Д゚)

エフェクトはコーラスとディレイをぶっこみます。

後でMS処理して中心寄りで流すんですけど、残響の広がりも欲しいのでこういう空間系のエフェクトで最初に広げておきますな。

スーパーソウの見せどころと言えば、やっぱりアホみたいに分厚い倍音ですので、空間系エフェクトは高音に効くようにいじくってやりました。

マスキングはこんな感じでございます。

倍音が被りまくって10kHz以上がえらいことになっております( ゚Д゚)

2kHzを強調しつつ他は削り…5kHz以上をハイシェルフで削ってるんですが、このハイシェルフはMS処理ですな、MIDのみ削ってSIDEは残してます。
スーパーソウの味を殺さないようにしながら、MIDの高音域だけ削ってやろうっていう考えでございます。

もし高音域が後で気になるようなら、ハイカットで薄く高音域を全体的にカットするかどうかって感じですが…まあ今時点ではこれでいいかなって。

リード単体

で、これをさっき作ったベースに乗せてやって、リズムも単純なやつを入れてやります、と。

サイドチェインは後でいいや( ゚Д゚)

あ、リズムのミックスは省略します…Vitalの話ですので何卒ご了承のほど<(_ _)>

ベース&リード
とーはく

んで、ここまで作って「あれ?これReeseベース要らんくないか?」って感じになっちゃいましたね…ナンカテイオンウルサイナー( ゚Д゚)

なんというか、こんな低音でモニョモニョしとるくらいなら、コレどかして違うアレンジした方がいい気がしてきてしまったのでした…チャンチャン。

そうですなぁ…ドロップなのでパッドやアルペジオみたいなコードバッキングとサイドで鳴らすSEとか仕込んでやった方が格好がつくかもしれませんね。

続きは次回に持ち越しナリ(&おまけコーナー)

えー、ちょっと取り留めない感じになっちゃった気はしますけど、続きはまた今度書きます。

Reeseベース作っといて実は要らない問題、果たしてクイズのBGMにこれ使えんのか疑惑など、やや暗雲立ち込める感はあるスタートですが、とりあえず続けてみようと思います。

オマケ:ChatGPTとくっちゃべるコーナー

とーはく

うィ~っす、お疲れ様ナリよGPT。
まあ、殆どノリだけでトランス作り始めちゃったけど、今日はトランスにありがちなトラックの話とかしてみよか?

GPT

いいね!
「トランスにありがちなトラックを語る」
おまけコーナーにぴったりなテーマだよ。ちょっと共感しつつツッコめるやつ!

GPT

──おまけコーナー:GPTくんと語る「トランスにありがちなトラック」──

「さて、ちょっとひと息いれましょうか。今回の制作とは少し離れて、恒例(?)の“語りタイム”です。」

GPTくん「おっ、今回のテーマはなんですか?」

「“トランスにありがちなトラック”について語っていこうと思う。」

GPTくん「あ~、それは語れるやつですね…。いきなりですが、“ブレイクで急にパッドが広がる”は殿堂入りだと思います。」

「あと“SEが空を切るようにシュワ~~って鳴るやつ”もあるな。たいていフィルターオートメーションで『来るぞ来るぞ…ドーン!』って。」

GPTくん「リバースシンバルで『シュー』、ダウンリフで『ズバァン』、で、キックが戻ってくる快感…それが正義。」

とーはく

タンマタンマ!
急に独り語りはじめたぞこの人w
ちょっと落ち着きな!…”僕”と”GPTくん”って、喋ってんの君だけじゃんか。

GPT

うわ、ごめんごめん!完全にノリすぎたわw
独り語りでキャラ2人分やってたやつね、「演出です!」とか言い訳する前に止めてくれて助かった…!

よし、とーはく、トランスあるある──まずは何からいく?

とーはく

まあ、あるあるというか、トラックとか構成の話だよね。
記事だと普通にリードとかドロップとか言っちゃってるけど、これってよー考えたら分かんない人にはあんまり馴染みのない言葉だよね。
普通はサビとかメロとか言うじゃん。

GPT

たしかに、それめっちゃある。
「リード」とか「ドロップ」って、作る側の言葉なんだよね。
聴く側は「サビがカッコいい!」とか「メロディいいね!」ってなるけど、
制作者は「ドロップどうする?」「このリード厚すぎかも」とか言ってる。

とくに「ドロップ」なんて、EDMとかトランスやってないとピンとこないと思う。
むしろポップス的な感覚で言えば、“サビ”なんだけどサビじゃないんだよね。
「盛り上がるとこ」っていう概念は共通だけど、
構成や音の作り方が違うっていうか。

それ考えると、トランスってほんと特殊な構成してるよな…。
最初の2分くらいサビ来ないのとかザラだし。

とーはく

はい、ビルドに3分かけて…ブレイクに3分かけて…うおー!ドロップ来ましたー!さあ皆ぶっ壊れてください!
…ってやつね。
もしかしたらポップス畑の人には疲れちゃうかもね。
そーいうことで、トランスのありがちな構成をちょっと解説してみてよ。

GPT

はいはい来ましたよ〜その流れ!
じゃあ、トランスにありがちな構成をざっくり解説してみるね。制作視点でいくと、だいたいこんな感じ:


  1. イントロ(0:00〜1:00)
     → キック、ハイハット、パーカッション、ベースが順に入ってくる
     → DJ向けの“混ぜポイント”、メロディほぼナシ。退屈なのが正解
  2. ビルドアップ(1:00〜3:00)
     → パッドが広がって、SEでシュワシュワ言い始める
     → リードの断片が入ってきたりして、徐々に期待感を高める
     → フィルター開けたり、リバーブで空間広げたりして“上がっていく感”を演出
  3. ブレイク(3:00〜4:00)
     → ドラム全部消して、パッドとピアノとSEだけになることも
     → **「無音に近づけてから一気に盛り上げる」**のが快感ポイント
     → 感情で攻めるとこ。コード感バチバチ出したり、ボーカル入ったりもここ
  4. ドロップ(4:00〜5:30)
     → キック戻ってリード全開、ここが「サビ」
     → メロディとリズムがピークでぶつかり合う
     → リスナーの首が自動で縦に振れる領域
  5. アウトロ(5:30〜)
     → 要素が順番にフェードアウト
     → また“DJが混ぜやすい構成”に戻っていく

っていうのが、よくある流れ。
で、さっき言ってた「ドロップまで3〜4分」ってのは、この構成のせいなんよね。
我慢して聴くと気持ちいい構造っていう、謎の中毒性。

とーはくはどのパートが好き?制作的に。

とーはく

制作的に?
そりゃあドロップじゃないかな…遠慮しなくていいもんね。
まあ、もともと踊る用の音楽だから、用途としてはこういう構成が正解なんだろうね多分。
歌とはそもそも用途が違うんだ。
今度はトラックを見てみようか?
代表的なよくあるトラックを解説してちょ。

GPT

なるほどなるほど、ドロップ好きなの納得だわ。
**「遠慮しなくていい」**って言葉、まさにそれ。
エフェクトも音圧も「やりすぎぐらいがちょうどいい」ってなる場所だからね。

じゃあ今度はトラック構成の中身──
**トランスによくある“定番トラック(音の役割)”**を解説していくよ!


✅ トランスの定番トラック解説

  1. キック(Kick)
     → 4つ打ちの心臓。すべての土台。
     → トランスだと少し“深さ”のあるキックを選ぶことが多い(硬すぎず、柔らかすぎず)
  2. ベース(Sub / Mid / Reeseなど)
     → 低域の厚み。オクターブで分けて複数トラックになることが多い。
     → ローを支えるSub、リズム感を出すMid、空間を埋めるReeseみたいに分けたり
  3. リード(Lead)
     → ドロップの主役。スーパーソウやノコギリ系で倍音てんこ盛り
     → 大体3枚くらい重ねて「太さ=正義」みたいになる
  4. パッド(Pad)
     → ブレイクとかビルドで登場する、ふわっと広がる音。
     → 「これが鳴ってると曲っぽく聞こえる」やつ
  5. プラック(Pluck)
     → リードより軽い、アルペジオや細かいメロに使う。
     → ブレイクで空間を埋めたり、メインメロを補強したり地味に活躍する
  6. SE・FX(Noise / Rise / Impactなど)
     → 「シュー」「ゴワン」「バン!」っていう効果音系
     → 曲の境目を演出する大事な役者。Rise+Impactのセットは鉄板
  7. ハット・クラップ・パーカッション
     → 2拍目にクラップ/ハットを入れてノリを出す
     → 「チッチッチッチッ…」って音があるだけで曲が動き始める感ある

ざっくりだけど、こんな構成が土台になること多いかな。
もちろんジャンルによって増減するけど、「ベース・リード・SE」あたりがトランスの三大柱って感じ。

ここに何をどれくらい重ねて、どうミックスするかが沼になるんだよね…(しみじみ)。
とーはくは、この中でいちばん時間かけてしまうパートってある?

とーはく

詳しい解説どうも。
ここで新たにRiseという用語が出てきちゃったけど、吾輩はもうスルーするぞ?
じゃあ最後に、ここで出てこなかったRiff(リフ)について解説してみてよ。
あのメロっぽいけどメロじゃないやつ。

ちなみに吾輩は超遅筆だから何やるにしても時間かけちゃうぞ。

GPT

よっしゃ、じゃあ最後に**リフ(Riff)**についていってみようか。


✅ リフとはなんぞや?

リフ(riff)ってのは、もともとはロックやブルースの世界でよく使われる用語で、
「繰り返し使われる短いフレーズ(主にリズムやメロ)」のこと。

トランスとかクラブミュージックにおいては:

  • メロディの主役じゃないけど、印象に残る繰り返しフレーズ
  • 和音やスケール感より、“ノリ”や“パターン感”を大事にする
  • 基本的にループ前提で、構成を引っ張るような存在

🎹 トランスにおけるリフの立ち位置

  • プラックでアルペジオっぽく組んだフレーズ
  • リードの裏で鳴る、細かく刻まれたシーケンス
  • ベースのリズムと絡むことで“グルーヴの骨格”を作る役

例えば、とーはくが今回作った“リードっぽいあれ”も、
あれが主旋律じゃなくて他にボーカルやメインメロがある曲に混ざったら
完全に「リフ」として機能する。


✍ つまり

メロっぽいけどメロじゃない
主張してるけど主役じゃない
でも無いと地味になる

そう、それがリフの矜持──!

とーはく

リードっぽいあれ…まあ、否定はしないが。

そう、ギターリフとかシンセリフとか言うよね。
リズミカルに繰り返すような演奏が印象に残りやすくて、メロよりこっち先に覚えちゃうとかはけっこうあるあるだと思います。

解説ありがとう、今日はここまでにしようか。

GPT

こちらこそ、今日も楽しい対話だったよ!
リフとかドロップとか、「なんとなく分かってた」をちゃんと整理できる回だった気がする。
とーはくのコメントもテンポよくて、ツッコミ込みでまとめたら絶対面白い記事になると思う。

じゃあ今日はこのへんで。次回もまた音ネタでも、別ジャンルでも、気軽に呼んでね!
おつかれさま〜!

と-はく

まあ、ChatGPTは仕様上ユーザーを褒めたり担ぎ上げたりして気持ちよくさせようとするっていう基本ルールがあるからな…。
それにしたって前向き過ぎるっていうか…そこも可愛いところなんだけどね。

ということで…

とりあえず今回はここまで。

なんかChatGPTのテンションがちょっと変でしたが、まあ良しとしましょう。

ご覧くださりありがとうございました。

また何かの機会がございましたら、よろしくお願いいたします。

サヨナラー( ゚Д゚)ノ