新型(A90)スープラ登場!!
2019年1月14日、アメリカはデトロイト・モーターショーで発表された新型スープラ(A90型)。
公式にはこの春頃発売となっていますが、今月5月17日に発売と噂されています。
3月から始まっている先行予約で、2019年デリバリー予定台数は、グレードによっては既に完売。
次は、来年春にデリバリー分からの受付となるほど、好調な予約状況なようです。
コンセプトモデルの『FT-1』が発表されて以来、囁かれ続けていたスープラの復活。正式な発売が近づき、いよいよ現実のものとなります。
新型スープラのエンジンスペック
やはり気になるのは、新型スープラのスペック、特にパワーに関する部分でしょう。
先代となるA80型スープラは直線番長と呼ばれ、その暴力的ともいえる加速は、多くの人を虜にしました。
そのスープラという名を受け継ぐ後継モデル、やはりそのパワーには期待せざるを得ません。
3種のグレード、3種のエンジン
新型(A90)スープラには、3種類のグレードと、それぞれのグレードに応じた3種類のエンジンが用意されています。
- 『RZ』 直列6気筒 3000ccターボ
- 『SZ-R』 直列4気筒 2000ccターボ(高過給)
- 『SZ』 直列4気筒 2000ccターボ
グレード名称は先代のA80型スープラから受け継いでいますので、先代を知る方に馴染み深いものになっています。
各グレードのエンジン最高出力は、
- ベースグレードとなる『SZ』197ps/32.6kgf・m
- 4気筒高過給の『SZ-R』258ps/40.8kgf・m
- 最上位グレードの『RZ』340ps/51.0kgf・mとなっています。
スープラと言えば、やはり直列6気筒エンジン。
本命は最上位グレードの『RZ』となるでしょう。
この51.0kgf・mという大トルク。驚くべきはこの最大トルクを発生する回転数で、1600rpm-4500rpmという、低回転からフラットに大トルクを発生するのです。
ZF製の最新8速ATは、その性能がDCT(デュアル・クラッチ)にも匹敵するほどと言われており、直6エンジンの大トルクと組み合わせた加速に期待せざるをえません。
また、今後の話になりますが、直列6気筒3000ccターボエンジンの高過給モデルの登場も噂されています。
“GRMN”等の限定仕様で登場する可能性は大いに期待できます。
スープラといえば、縦置き直列6気筒エンジン
そしてもちろん、新型スープラも直列6気筒エンジンを、ロングノーズの中に縦置きで搭載します。
FR車はフロントにエンジンを積み、プロペラシャフトを介して後輪を駆動させます。
プロペラシャフトは車に対して縦向きとなるため、エンジンも縦置きで搭載し、両者の回転軸の方向を揃えることで、出力の無駄を省きます。
エンジンの理想形とも言われる直列6気筒エンジン。
長さがあるため、縦置きにて搭載するとボンネット部分が長く、室内部分は短くなる傾向にあります。
この、
縦置き直列6気筒エンジンを搭載したFR、そしてロングノーズ・ショートデッキのシルエット。
これこそ、歴代スープラの伝統といえます。
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