椎名林檎さん~40歳を迎え節目の紅白歌合戦、その演出は?~

今年の11月に、節目となる40歳の誕生日を迎えられた、歌手の椎名林檎さん。同時に、2018年はデビュー20周年という節目でもあります。しかしながら、その歌声と魅惑的なルックスは、いまだに衰えるところを知りません。

そんな椎名林檎さん、今年の紅白歌合戦には、エレファントカシマシのVo.宮本浩次さんと出演されます。曲目は、ニュースZEROのテーマソングである「獣ゆく細道」。タイアップ曲であるものの、この2人の共演ともなれば、期待せずにはいられません・・。

椎名林檎というアーティスト

 先程は、椎名林檎さんを“歌手”としてご紹介しましたが、やはり、彼女には“アーティスト”という表現がふさわしいですね。

デビューは1998年の1stシングル『幸福論』。そして2ndシングル『歌舞伎町の女王』、3rdシングル『ここでキスして。』。誰もが一度は耳にしたことのある名曲・・。そして、それ以降の人気っぷりには目を見張るものがあり、1999年の1stアルバム『無罪モラトリアム』はミリオンヒットを記録。続く2000年の2ndアルバム『勝訴ストリップ』はダブルミリオンを記録して、230万枚超を売り上げました。

こうして、アーティスト椎名林檎さんの世界は、その魅力で多くの人々の心をひきつけ、一気に市民権を得るにいたりました。かくいう私も、ファンの一人です。人気を得た後でも、20年の活動の中で自分を見失うことはなく、その世界観を一貫して貫き通しているその姿勢。そして、歌や楽曲だけでなく、そんな生き方からも感じられる“粋”な人柄に惚れ惚れしてしまいます。老若男女、誰から見ても格好良く、そして言うまでもなく女性の魅力も持ち合わせている・・。

東京事変

椎名林檎さんの活動の中で、やはり忘れてはならないのが東京事変でしょう。

2001年の結婚・出産を気に、実は家庭に入ろうとしていたらしい椎名林檎さん。2002年の離婚を経て、その後のモチベーションのための一環として結成したバンドらしいのですが、これが素晴らしいバンドなんです。

彼女の世界観に加え、それを支えながらも主張するバンドメンバー個々の強烈な個性が絡み合い、生み出す世界観は唯一無二の言葉がピッタリです。個人的に、音を聞いたことのない方にオススメしたいのは、ギタリスト浮雲氏が加入後のアルバムです。浮雲氏(長岡亮介氏)も、個性的で抜群な感性を持ったギタリストなので、椎名林檎さんの個性を刺激し、そこから生み出されるパッションを感じられて素晴らしいと思います。

2016年の紅白歌合戦、東京事変(?)

2年前の2016年、紅白歌合戦に出場した椎名林檎さん。都庁からの中継による出場だったのですが、その中継先に映像が繋がれた瞬間、多くのファンが驚きました。

東京事変は、2012年に惜しまれつつ解散してしまっていました。・・しかし、都庁へ中継が繋がれ椎名林檎さんが映し出され、バックバンドとして彼女の後ろに立っているのは、、東京事変のメンバー達!!私もリアルタイムでTVを見ていましたから、あの時の衝撃は忘れられません。彼女の出番の間、TVにくぎ付けになり、演奏を聴いていた記憶があります。

しかし、椎名林檎さんの“粋”なはからいは、それだけではなかったのです。2016年はリオデジャネイロでオリンピック(五輪)が開催され、世界が湧いた年でもありました。そして、この地点で、2020年の東京五輪は決定していました。

紅白での彼女の出演時間は、午後8時16分~8時20分の4分程でした。この時間を、別の表記で書いてみると、20:16~20:20・・。そうなんです、オリンピックの開催年に合わせられていたんです!次の2020年は東京オリンピック、「2020年の東京五輪、今年の五輪以上に素晴らしいものに、日本みんなで盛り上げていくよ!」なんてメッセージが、そこに込められている気がします。

そして、それを都庁でやってのける椎名林檎さん・・。視聴者に、そして色んな人達(!)へ向かって、力強いメッセージを披露したのだと思います。

今年の紅白、そして今後

毎年恒例の、しかもNHKという局の紅白で。他局の演出に負けていない、むしろ超えているくらいの演出で魅せてくれた椎名林檎さん。しかも番組の雰囲気を全く壊していないことに、アーティストとしての懐の深さを感じました。

そんな“粋”な姿勢を披露した2016年でしたので、今年の紅白も期待せずにはいられません。ましてや、かの宮本さんとの共演ともなれば、きっと何か、やってくれるのではと、密かに期待してしまいます。

そして、40歳・20周年という節目を通り過ぎていく彼女の活動、今後はどんな展開をみせてくれるのか、楽しみであります。きっと、周囲の期待を裏切らず、思いもしないところから私たちを驚かせてくれるに違いありません。

彼女の歌声と生き様が、より長く日本に輝くことを願い、この文章を締めさせていただきたいと思います。


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